承継・開業サポート事例

娘に継がせられない私の歯科医院…M&Aという“想定外の選択肢”を考えはじめた日

開業30年。診療と育児を両立してきた女性院長の決断

東京都内で歯科・矯正クリニックを30年近く営んできた64歳の女性院長。
個人事業主として、地域に根差した診療を続けながら、育児との両立にも全力を注いできました。

「娘の運動会が荒天で月曜に延期されてしまって。でもその日はどうしても診療が外せなくて…あのとき行ってあげられなかったこと、今でも忘れられません」

仕事と家庭、どちらも大切だからこそ、葛藤も多かったと言います。

 

きっかけは“知人の引退”。M&Aを初めて意識した瞬間

M&A(医院承継)を意識するようになったのは、知人の整形外科の先生が医院M&Aで引退されたという話を聞いたとき。

「『あの先生が!?』と思いました。同世代でバリバリやってた方だったので驚きましたが、同時に“自分もどうするべきか”を強く意識するようになりました」

それまでは「いつまで診療を続けるか」程度の漠然とした未来像しか描けていなかったといいます。

 

“娘が継がない”という現実。そして揺れる気持ち

「うちの娘は別の道に進んでいて、歯科医院を継ぐという選択肢はありませんでした」
それは当然のことであり、責める気持ちなどは一切なかったそうです。

ただ、自分の医院の“次”をどうするのかという問題はずっと心に引っかかっていたとのこと。

「閉じるのか、貸すのか、売るのか…。でも何から考えたらいいか分からなくて」

そんな中で、信頼できる知人医師に思い切って相談することに。
「ずっと仲の良い先生がいて、その先生に“こういうの(M&A)って、どうなんだろう?”って話を聞いてもらいました」

 

自己所有の医院。娘との会話の中で見えてきた選択肢

院長がすぐに結論を出せなかった理由のひとつに、「医院は自分名義の持ち物件である」という点もありました。

「娘とは4〜5年前から、“この医院どうしようか”って相談はしていました。
借りたいっていう良い人がいれば貸してもいいんじゃない?と娘が言ってくれて。
反対ではなく、すごく柔らかく受け止めてくれたんです」

「母がまだ診療したいなら、できるところまでやって、その後に貸すのもありだよね」と、家族の意見も後押しになったと語ってくれました。

 

M&Aの専門家に相談してみたときの正直な気持ち

その後、「院継」という歯科医院専門のM&Aサービスを知り、相談をすることに。

「やっぱり最初は不安でした。本当にそんな話が進むのか…って。でも、丁寧に対応してもらえて、安心感がありました。
交渉には思ったよりも時間がかかるんですね。そういう現実も教えてもらえて、逆に冷静になれました」

 

歯科医院M&Aは“引退”ではなく“新しい選択肢”

「M&Aって、最初は“引退する人がやること”って思ってました。でも、まだ自分が働きながら、次の人にバトンを渡していく方法もあると分かって、少し前向きになれました」

  • 後継者がいない。
  • 家族には継がせない(継げない)。
  • でも、医院を閉じる決断はまだできない。

そんな悩みを抱える先生にとって、このストーリーは決して他人事ではないはずです。

 

「閉院しかない」そう思う前に、一度話をしてみてください。

歯科業界ではいま、後継者不在による閉院が年々増加しています。
でも、それが“最善の選択”とは限りません。

誰かに引き継いでもらう、地域医療を守ってもらう、新しい医院のかたちをつくる。
そのすべてを実現できるのが「医院M&A」という選択肢です。

 

M&Aを考え始めた方へ

  • 子どもが医院を継がない(継げない)
  • 閉院はしたくないが、続ける体力に不安がある
  • 医院をどうするべきか、家族と話し合いたい

そんな方は、ぜひ一度「院継」にご相談ください。
無理に勧めることはありません。
先生の想いや状況に寄り添い、どんな選択肢があるのかを一緒に考えるところから始められます。


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